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平成11年第377回定例会(第4号 9月10日)

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  1. 大田市議会 1999-09-10
    平成11年第377回定例会(第4号 9月10日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    平成11年第377回定例会(第4号 9月10日)   平成11年9月定例会            大田市議会会議録             平成11年9月10日(金曜日)            ────────────────             議 事 日 程 ( 第 4 号 ) 平成11年9月10日(金)午前9時開議  第1 上程議案に対する質疑      議案第167号 平成10年度大田市大田市立病院開設事業特別会計歳              入歳出決算認定について      議案第168号 平成10年度大田市病院事業会計歳入歳出決算認定に              ついて      議案第169号 平成10年度大田市水道事業会計歳入歳出決算認定に              ついて      議案第170号 平成11年度大田市一般会計補正予算(第3号)      議案第171号 平成11年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予              算(第1号)
         議案第172号 平成11年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)      議案第173号 大田市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例              制定について      議案第174号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に              ついて      議案第175号 大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定に              ついて      議案第176号 大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する              条例制定について      議案第177号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定について      議案第178号 損害賠償の額の決定について  第2 委員会付託      別紙付託表による  第3 休会について             ~~~~~~~~~~~~~~~~             会 議 に 付 し た 事 件  日程第1から日程第3まで             ~~~~~~~~~~~~~~~~             出 席 議 員    (23名)     1番  清 水   勝 君     2番  有 光 孝 次 君     3番  熊 谷 直 道 君     4番  石 﨑 俊 朗 君     5番  福 田 佳代子 君     6番  福 田   実 君     7番  石 原 安 明 君     8番  通 山 忠 治 君     9番  原   敏 夫 君    10番  生 越 俊 一 君    11番  清 水 隆 志 君    12番  小 谷 正 美 君    13番  梶 谷 治 男 君    15番  大 草 源 司 君    16番  宅 和 紀 行 君    17番  中 島 宏 喜 君    18番  下 迫 紀 弘 君    19番  瓜 坂 正 之 君    20番  渡 邊 正 弘 君    21番  荊 尾   衛 君    22番  岩 谷   博 君    23番  三 登 文 郎 君    24番  月 森 喜一郎 君             ~~~~~~~~~~~~~~~~             欠 席 議 員     (なし)             ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市     長  熊 谷 國 彦 君   収入役      山 本 良 二 君 総務部長     蓮 花 正 晴 君   民生部長     大 谷 正 幸 君 経済部長     松 岡 修 治 君   建設部長     松 井 幸 秀 君 市立病院事務部長 盛 川 弘 行 君   総務部総務課長  石 賀   了 君 財政課長     知野見 清 二 君   人事課長     那須野 強 志 君 企画調整課長   品 川 保 夫 君   健康長寿課長   和 田 章一郎 君 農林課長     皆 田 修 司 君   建設管理課長   鳥 居 達 郎 君 教育長      大久保 昭 夫 君   教育委員長    森 山 正 夫 君 水道事業局長   布 引 久 昭 君   水道管理課長   小 林 克 己 君 監査委員     大 野   進 君   監査事務局長   尾 崎 正 一 君 総務部総務課長補佐法令係長)          福 間 文 彦 君             ~~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者 事務局長     清 水 正 紀 君   事務局次長    柿 田 義 哲 君 議事係      和 田 政 人 君   庶務係      藤 井 文 武 君      午前9時00分 開議 ○議長(月森喜一郎君)  おはようございます。  これより、本日の会議を開きます。  ただいまのご出席は全員でありますので、議会は成立しております。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりといたします。 ◎日程第1 上程議案に対する質疑 ○議長(月森喜一郎君)  日程第1、上程議案に対する質疑を行います。  まず、議案第167号、平成10年度大田市大田市立病院開設事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第168号、平成10年度大田市病院事業会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第169号、平成10年度大田市水道事業会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第170号、平成11年度大田市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。  5番、福田佳代子さん。 ○5番(福田佳代子君)  何点かお聞かせいただきたいと思います。  最初に、大田運動公園の委託というのが今回出されております。それで、お聞きしたいのは、今から委託されるということなんですが、あそこの運動公園が、入り口のところが普段、鎖がしてあって、出入りができないということを聞いております。それで、そういう状態で委託されるということは、文化事業団においても引き続き、鎖をしてて入れない状態に、これからなるのかなあというか、今の状態のままであるのかなあということなんです。  それで、なぜ、公園であるから、普通自由に出入りができなくちゃいけないし、今年、夏に帰省された人たちも、運動公園ができたんで、じゃあ、行ってみるかという話をしたんだけど、あら、行ったら入れないということで、これでは大変な税金をかけたのにということを言っておられたんです。  なぜ、そういう状態になっているのかということと、今後、どういうふうなお考えなのかということについてお聞かせいただきたいというふうに思います。それが1点。  それから、総務管理費の方の少子化臨時特例事業ということで、一般質問でもしましたが幼稚園の関係ですので、お聞きしたいと思います。  私立幼稚園施設設備ということで出てるわけですが、ご答弁では、多分アソカ幼稚園さんということなんですが、これは今度の特例交付金の条件の交付対象事業の内容についてご答弁がありました。その中のどれになるのか、どれに当てはまるのか。  それで施設整備ということですので、多分、園舎の方を増築とかいうことになるかなと思うんですが、そこの辺の内容をもう少しお聞かせいただきたいというふうに思います。  それから、農業費の方で市単土地基盤整備事業です。緊急を要するということなんですが、これの内容と件数について。農道のコンクリート舗装もこのことなのかなと思いますので、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。  それと、それに関連して、一般道路整備事業とか用悪水路整備事業というのが出てるわけですけれども、ここの辺の要望というのは大変多いんじゃないかなと思うんですが、結局、財政難ということで、当初では、相当予算が抑えられて出ているがために、こういった補正ということになったのかなと思うんで、その内容についてお聞かせいただきたいと思います。  それから、同じですけど、幼稚園費の方の大田、久手、富山幼稚園遊具備品ということだろうと思いますが、その内容についても、やはりお聞かせいただきたいと思います。  それから、ロックショッピングセンター建設に伴う埋蔵文化財調査というのが出てます。これはロックさんの方から逆に、市に委託ですか、お願いされてこういう恰好になるのかなと思うんですが。この調査が始まるということは、もうほとんど、ほぼショッピングセンターが出るということになるのか。まだいろいろ話し合いというか、手続きが進んでますが、こういうような調査費がついているということは、もう100%近く、このショッピングセンターは出るというふうに考えていいのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。以上です。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  順序が前後いたすかもわかりませんが、経済部の方のお尋ねがございました。  まず市単土地基盤整備事業でございます。200万円の補正をお願いをしておるところでございますが、これにつきましては、今年の春先に、田植え時期に、非常に水不足がございまして、これに向けまして緊急的にかんがい等のポンプでございますとか、頭首工等直しておりまして、この部分を今回お願いいたしたところでございます。もともと1,000万円の予算でございましたので、その緊急分をしたために、ほかのものに影響がありますと、先ほど言われましたように、コンクリート舗装でございますとか、あるいはほかの農道関係等に影響が出てまいりますので、この緊急分に対応したものにつきまして、6件でございますが、このものにつきましてお願いをするものでございます。  それから、埋蔵文化財の関係、教育委員会の方の予算ではございますが、ショッピングセンターの関係でのお尋ねでございます。  この件につきましては、今の予定地、これを今後、開発協議等出てくるわけでございますが、そこの辺のための手順に従っての調査でございまして、現在、ご承知のように大店審で審議をなされております。この辺で面積のことでございますとか、休業日数、閉店時間とか、その辺のところがいろいろあるわけでございますし、まだそれ例外にもいろいろな市道の問題、あるいは国有地も中にございます。それから一般質問でもお尋ねになりました国道との関係、そこら辺もございますので、現在、既に、出店が決まったということにはなっておりません。以上でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  大久保教育長。 ○教育長大久保昭夫君)  議員ご質問の運動公園の入り口の鍵の件でございますが、これは暴走族対策ということが当面の措置でございまして、非常に、広うございますから、勝手に入り込んで、あの辺で暴走族がやる恐れが多分にあるわけでございます。その辺の対策のための当面の措置として、鍵がしてあると。利用者が鍵を借りて、そして開けることになっております。  今後、その辺の様子をしばらく見まして、次の対策を講じていきたいというふうに考えております。  それから、公立の幼稚園の遊具の内容でございますが、ちょっと今、手元に資料がございませんので、後ほど、またお答えいたします。
    ○議長(月森喜一郎君)石賀総務部総務課長。 ○総務部総務課長(石賀 了君)  ご質問の少子化対策臨時特例事業のうちの総務管理費の部分で1,452万6,000円お願いしているもののうちの、アソカ幼稚園施設整備についてのお尋ねだと思いますが、これはアソカ幼稚園は園児を午後2時まで預かっていらっしゃるわけですが、午後2時以降も保育を希望する幼児を10人から15人、午後6時まで預かりたいということでして、預かり保育施設を今回新設されるものでございます。  建物は、玄関の前の駐車場と、花壇の一部に建設されるものでございまして、建坪が53.88平方メートルのものの中に、保育室等を設置されるものでございます。これに対しまして、950万円の補助を計画しているものでございます。  それから、アソカ幼稚園学校法人立になっておりますので、この補助金の対象になるというものでございます。 ○議長(月森喜一郎君)  松井建設部長。 ○建設部長松井幸秀君)  一般道路整備事業と用悪水路の整備事業についてのご質問でございまして、内容をというご質問でございまして、若干ご質問の意向がくみ取りにくかったところでございますが、要望箇所についてのご質問と受けとめまして答弁をさせていただきます。  一般道路整備事業につきましては、年度当初で、私ども把握しております箇所数が一般道路整備事業98カ所、用悪水路整備事業関係につきましては37カ所ございます。  この中で、このたびの補正で一般道路整備事業、お手元の資料のとおり、3カ所でございまして、当初予算合わせまして40カ所が事業化をできると。  また用悪水路整備事業につきましては、当初で12カ所、今回1カ所でございますので、合わせて15カ所と、こういう状況でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  5番、福田佳代子さん。 ○5番(福田佳代子君)  そうするともう少しわからないのでお聞かせいただきたいんですが、公園の問題については、暴走族対策というふうにおっしゃったんですけども、最近のいろんな状況を見ると、高速なんかでのそういった暴走族だとか、三瓶公園線なんかでもそういうのが走っているのを見るということもありますけど。でも、まだそういう事態が起こってなくて、起こってないのに、最初からチェーンをしてというのは、どうかなというのと。  公園ということからすると、そういう出入りに鍵をっていうようなことは、ちょっとおかしいんじゃないかなと思いますので、そこの辺については、もう少し考えていただけたらなあということをお願いしておきたいと思ってます。  せっかくのいい運動公園ができたのに一々鍵をということになりますと、もう行くのをやめるというかね、そういうようなことにつながっていくんじゃないかなと思いますので、お願いをしておきたいというふうに思います。  それから、私立幼稚園アソカさんの件ですが、アソカさんがこの交付を受けて、延長保育をされるというのは、大変いいことですので、それがどうのこうのというわけじゃないんですが、ただ事前に、関係者話し合いだとか、相談会だとかが持たれなかったがために、なぜ、その予算措置があるのだろうかといった疑問が関係者の間から出てくるわけです。  というのは、これ延長保育ということなんで、今、使っていらっしゃる部屋をそのまま延長保育に、自分たちは使ってきたと。延長保育をするがために、新たに部屋の増設というのは、普通考えにくいというふうにおっしゃるわけで、そこの辺は、もし相談会だとか、そういう話し合いが行われていたら、なぜ、延長保育で今の保育施設をそのまま使って延長ということにできなくて、増設しなければいけないのかっていうことの理解が周りの人に得られるんじゃないかなと思うんで、そこの辺はどういうことで、新たに増設ということになるのか、ちょっともう一度お聞かせいただきたいと思います。  それと、この交付金雇用創出ということなんですけど、一つの目的がですね、いろいろありますが。その雇用が出てくるというようなことが、大田の場合あるでしょうか。その点、ちょっとお聞かせいただきたいというふうに思います。  それから、市単の土地基盤整備事業ですが、コンクリート舗装というのは、希望、本当に多いわけですし、今も要望書がたくさん出ているんじゃないかなと思いますが、結局、これの水不足によるかんがい等ということなんで、この辺の予算がついた結果として、では、ほかの農道舗装の方にお金が回って、当初計画していたものよりかは、プラスアルファで整備ができるのかどうなのか。9月議会で確か、そういったコンクリート舗装については、補正予算つけるというようなことを三登議員さんの質問で、市長さん、ご答弁なさったように記憶してるんで、それで聞いてるんですが。その辺はどういうことでしょうか。  それから、一般道路と用悪水路については、よくわかりませんがということだったんですが、私が言いたかったのは、結局、道路整備というのは、それこそいっぱい、皆さんが何とかしてほしいっていうことで聞いてるわけですよ。そうすると、今98カ所のうち、今度40カ所ですか、用悪水路についても37カ所が15カ所ですので、半分以下ですが、そうすると、なかなか皆さんの身近な生活道路の整備ということにならないもので、その辺で、今回補正が出て、さらに路線数が増えたということで、喜ばしいことなんですけど、要望と予算の関係で、当初予算自体がこういった予算で抑えられているんじゃないかなと思うんで、皆さんの来年度の予算に向けて、どうしても必要ということについては、積極的に仕事していただきたいなと思っております。  それとロックショッピングセンターの関係ですが、そうすると、ロックさんとの市との話し合いの接点というのはあるわけですね。こういう調査をしていただきたいということで来られるというようなことだとか、ご挨拶だとかが、多分あろうかと思いますので、そういった時に、市側の期待していることだとか、懸念していることっていうのを話ができる機会があるんじゃないかなと思ってますので、質問でいろいろ言いましたようなことについて、是非ともロック側にお話をしていただいて、どうだろうかというのを確かめるというか、こういうことを市は願っているんですよというようなことも言っていただかないと、ただ単に、大店法の流れに沿って、いろんな作業が進むということだけではいけないじゃないかなと思いますので、その点についてもう一度、お聞かせいただきたいと思います。以上です。 ○議長(月森喜一郎君)  蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  少子化交付金のことにつきまして、私の方からお答えを申し上げたいと思います。  私ども、議員いろんな角度からのご質問でございますけれども、私ども承知しております範囲、あるいは現在段階で整理をしておりますことにつきまして申し上げまして、ご答弁に代えるところでございますけれども、アソカ幼稚園さんは、私ども把握しておる段階では、かねてから、そのためにそういう、先ほど総務課長がご説明申し上げましたけれども、そういうことのために市の方にもいろいろ相談をされたり、あるいはその諸制度等も検討されておったようでございます。  したがいまして、そういう積極的な構えの中で、今回いろいろ情報といたしまして、こういう国の緊急措置としての制度が出てきたという情報を察知されまして、いち早くご相談においでになったという状況がございます。  したがいまして、みずからおやりになるものを、たまたまタイムリーに、国の方としても市の予算を通しながらですけれども、こういう制度が出てきたというふうに、私は承知をしております。ご心配いただきますようなことはないと踏んでおります。  それともう1点でございますが、そのことによりまして、全体の施策を展開することによりまして、具体的にどう雇用の創出が生ずるかというご質問で、2点目はあったかと思います。  私どもといたしましては、これらの策を講ずることによりまして、全体として環境整備に努めながら、何らかの具体的な、将来も含めまして雇用増といいますか、就業機会の創出に資するよう期待をしておるところでございまして、このことによりまして、例えば5人とか、6人とかですね、そういう具体的な数字につきましては、今後、大きく期待していきたいと思いますけども、ただいまのところ、このことによりまして何人というようなことはつかまえておりません。  ただ、環境整備することによりまして、保護者皆さんの時間的にも、経済的にも負担軽減につながればということで取り組んでおりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  大久保教育長。 ○教育長大久保昭夫君)  運動公園の件でございますが、先ほど申し上げましたように、これは一応暴走族の対策ということで、当面の措置として考えておるわけでございますが、暴走族の件につきましては、現在、9号線から鳥井へ抜ける、あの県道でございますが、いろいろ聞きますと、かなり夜間に暴走族が走っていて迷惑しているというふうな面もあるようでございますので、その辺も十分考慮して考えておるところでございます。  ただ、議員おっしゃいますように、これ運動公園でございまして、たくさんの方々が利用していただくわけでございますので、現在の状況が決して好ましい状況であるとは考えておりませんので、今後様子を見まして、先ほど申し上げましたように、様子を見まして、これに対しての対応を考えていくというふうに考えております。  それから、第2点目の公立幼稚園の遊具についてでございますが、これは今議会で議決をいただきまして、それを受けて、各幼稚園と協議をして具体的に遊具を決めていきたいというふうに考えております。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  お尋ねの市単土地基盤整備事業関係でございますが、今回お願いしたものは、当初予定といいますか、どうしてもしなければならなかった緊急的なものを補正をお願いしたということでございまして、本来でございますと、1,000万の予算の中で対応すべきだっかもわかりませんけれども、現在、1次分として24カ所、今年度、これの補助金を充てております。それで約700万程度1次分で使っておりまして、今のこのものを通常分でやりますと、残りができなくなるというような関係から、緊急にお願いしたということで。  あと、今後の予定といたしましては、私の方としてはほ場整備でございます、ミニのほ場整備でございますとか、あるいは暗渠排水等、水稲の収穫が終わってからでないとできない部分もございますので、その辺のものを2次分として、今後やろうということでございます。  ご指摘のように、農道につきましては、現在のところ、80カ所程度がまだ要望がございまして、それが手がつけられない状況でございまして、全体的に申し上げますと、大体要望のあるもののうち、7割程度がコンクリート舗装というような状況となっております。  それから、もう1点のロックショッピングセンターの関係でございますが、この件につきましては、今、私どもといろいろ話をしておりますのは、手続きをいろいろ進めてまいります場合に、例えば、農振除外でございますとか、開発協議とか、いろいろ書類の問題とか、いろいろあるわけでございまして、その辺の事務的な話をいろいろロック開発としておるというようなことでございます。  その辺の手続きのことでの、向こうからのお話は受けております。ただ、私の方から条件をどうのこうの申し上げたというふうなところは、現在ございません。以上です。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。  23番、三登文郎君。 ○23番(三登文郎君)  4、5点ほどお願いしたいと思いますが、一つは、先ほど質問がありました体育公園文化事業団に委託される運動公園の問題ですが、あちこち私たちも視察で行ってみますけれども、公園の中には、時間決めで開け閉めしているところがあるわけですよね。暴走族対策というなら、主として、私は夜のことじゃないかと。昼日中はないとは言えないわけですけども。そうしたら、市民が行ってみるとしても、これ昼ですから、昼開けて、夜閉めるようにきちんとしておけば済むことではないかというふうに思いますが、この辺のところについて考え方を聞かせていただきたいと思うわけです。  続いて、農業費の、これは私の関係するところであれですけども、一応、ちょっとこれ聞いておきたいんですが、今、確かに、家畜排泄物の問題は、いろいろあちこちで被害も出てます。かつて、大田市では一括まとめて大きいやつをつくるということでしたが、なかなかそこまでいかなくて、途中で、予算変更したり、いろいろ大変なことがありましたけれども。今回の中では、そうした問題を含めて、全体的な解決ができるような処理計画を考えておられるのかどうか。もちろん、これから調査し、計画書立てられるわけですけれども、基本的な考え方についてお聞かせを願いたいと思うわけです。  次に、ショッピングセンターの問題ですけれども、私もあんまりはっきりわからないから聞くわけですけれども、これは950平米というのは、これ平米だと思いますけれども、非常に小さいわけですけれども、その調査範囲というのは、あそこの小さい山が範囲内にありますが、この山に限っての調査であろうかどうか。場所もちょっと聞きたいわけです。  これは大したことじゃありませんけれども、図書費の寄附金、沖縄の方の人なんですが、どんな関係でこういうふうな寄附金が出たのかというのをちょっと聞き漏らしたかもしれませんが、お聞かせを願いたいと思います。以上です。 ○議長(月森喜一郎君)  大久保教育長。 ○教育長大久保昭夫君)  三登議員の方から何点かご質問がございましたが、お答えいたします。  まず、運動公園の入り口の鍵の件でございますが、さっきから福田議員のご質問にも答えておりますように、これは状況を見て、そしてまだ始まったばっかりでございますので、状況を見て、そして今後対応していきたいと。やっぱり基本は、一番大事なことは運動公園ですから、市民の皆様方があそこを自由に利用していただくということが、もう一番大事なことでございますので、それに反するようなことをやったんでは、運動公園としての意味はございませんので、そのことを十分心に入れて、そして今後の対応を考えていきたい。まだ始まったばかりでございますので、具体的にどういうふうな状況であるかというようなこともまだはっきりつかんでおりませんから、その辺のところをきちんとつかんだ段階で、次の対応を考えていきたいというふうに考えておるわけでございまして、市民の利用ということが一番第一なんだということを基本に置いて、考えていきたいと思っております。  それから、ロックショッピングセンター埋蔵文化財の発掘調査についてでございますが、この950平米というのは、これはあそこに山がありまして、家が2軒あります。前に畑があります。ビニールハウスもありますが、ちょうど家の前のところでございますね。あれを大体含めた広さのものでございます。広さとしては950平米ですから、そう広いところではございませんが、何箇所かきちんと掘って、そして文化財の有無について調査をするというところでございます。  それから、図書館に寄附をされました上原さんという方でございますが、この方は、全国各地で、非常に沖縄で事業に成功して、たくさんお金を持っておられる方でございますが、そのお金を全国の、北は北海道から南は九州までの各地に、いろいろと図書館その他に20万ないし30万というお金を寄附してまわっておられるわけでございまして、感謝状もしっかり持っておられました。  そういうことで、大田の場合も、そういう中の一つに入れて、子どもたちのためにひとつ図書を寄附するということでございまして、うちの次には、たしか温泉津、邑智町とずっと回っていかれます。という方でございまして、ありがたくいただいたわけでございます。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  家畜の糞尿処理対策の基本的な考えということでのお尋ねでございました。  家畜の糞尿の問題につきましては、現在、家畜排泄物法の改正の動き等もございまして、これが施行されるということになりますと、例えば、牛の場合で申し上げますと、10頭以上のところにつきましては、家畜糞尿の素堀りの処理でございますとか、あるいは野積み等、これらが非常に規制が強化されまして、罰則も出てくるというふうな状況の中で、畜産農家の方は非常に危機感を持っておられます。  この中で、この動きに対応いたしまして、畜産農家の方からいろいろ制度を適用してのこの処理ということで、いろいろお尋ねがあって、私どもの方も県といろいろ協議をしておるところでございます。  この中で、今回補正をお願いをしてございます有機質資源リサイクルシステム整備事業でございますが、これにつきましては、今年度と来年度の2カ年で、今年度はこの家畜排泄物をどのように耕種農家と連携をしていって、環境に負荷を与えないような形で処理をして、また有効利用を図るかというふうな、そういうふうなシステムを確立していこうというソフト事業でございます。  それで来年度でございますが、来年度にその結果をもってハードが出てくるということでございまして、現在、これにつきましては三瓶開拓酪農協の方がそれに取り組まれるということでございまして。  それから、今回、がんばる農林総合事業の方でお願いをしておるところでございますが、その中でひとつやはり家畜の糞尿の堆肥化施設、このものも出ておりまして、いろいろ制度を勘案しながら早い時期に、これの糞尿処理が問題なく進み、また耕種農家との連携が進むようにということで、今回お願いしているところでございます。  したがいまして、全市を網羅してといいますか、全市のものを一カ所に集めて、全体を処理していくというふうなところまでは現在のところ考えておりませんで、酪農協単位でございますとか、あるいは大規模になりますと個別農家単位、というふうな形での処理になってくるものと思います。  既に、もう大規模な堆肥化施設等も持っておられるところもございますので、そこの辺との兼ね合いもございまして、全体をまとめての家畜の糞尿処理というまでは、今考えておりません。個別対応ということになろうかと思います。 ○議長(月森喜一郎君)  23番、三登文郎君。 ○23番(三登文郎君)  特に、三瓶ダム上流部分でいろいろあるわけです。そういうふうな問題について、できるだけきちっとした対応ができるように。併せて、家畜というのは鶏は入らないわけですか。鶏の分もいろいろ、その辺のところでも問題が起こっておるようです。したがって、これらについてもきちっとした対応ができるようなことを考えるべきじゃないか。  もちろん、全市一本でというのは、運ぶのも大変ですし、その途中の問題もありますから、できるだけ分散されて解決する方がいいではないかとは思っておりますけれども。その辺のいわゆる養鶏等についてはどう考えておられるのか。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  家畜の糞尿の中に鶏はどうかということでございますが、鶏につきましても、当然家畜ということでございますので、これもその対応になってまいります。  これを設置いたします場合にも、通常で2分の1程度の自己負担ということが出てまいりますので、その辺との資金との絡みもございますので、逐次、お話があったものについては相談に乗りながら、こういう法の改正等もございますので、対応していきたいというふうに思ってます。 ○議長(月森喜一郎君)  23番、三登文郎君。 ○23番(三登文郎君)  言葉尻をとらえるようですが、相談があった分じゃなしに、こちらから相談を持ちかけてでも解決すべきは解決してもらうように、ひとつお願いをしたいということで終わります。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。  21番、荊尾 衛君。 ○21番(荊尾 衛君)  1点ほど聞かせてください。  一昨日の一般質問でも、少子化対策の臨時特例事業のことについての質問がありました。予算書を見ると総務部、民生部、教育委員会に3,800万円余りの今回の交付金が使われるわけです。私が聞きたいのは、1年だけの措置なんで、政府の緊急経済対策という見地から、こういう制度を、まあ、制度というか、そういうことを考えてやられたんだろうと理解してるんですが、そもそも少子化対策って一体何ですか。  私、ここにね、瀕すれば何とやらでね、このやられる内容たるものは、みんな施設整備なんだわ、ほとんど。ソフトというのはわずかでしょ。少子化対策たるものは、全国的共通問題であり、まして過疎地における大田市は、その実態たるや深刻なものがあるということは、行政としても認識しておられるわけですよ。  市長がいみじくもおっしゃった。子どもが増えるようにしなかったらばいけないんだっておっしゃった。子どもを産んでくれ。子どもを産むような環境たるものは、若い人たちが住むまちにしていかなかったらだめなんですよ。若者にとって、この大田のまちが魅力のあるまちで、住めるような環境ができていけば、おのずからそこは人が増えて、子どもも増えていくという理屈になるんですね。  以前、私言ったんですけれども、いわゆるクラインガルデンというね、農村の良さを利用した都市部の皆さん方を家族ぐるみ招き入れるような、そういう施策をやって、子どもを増やすようなことを考えれば、祖式保育園のああいう事態は起きなかったということを、あの時に、一つ例を出して言ったと思うんです。そういう施策は全然見えないわけ、大田市どこ見ても。200億円近い予算使ってても、それ全然見えない。全然と言ったら叱られるかもしらんが、ほとんどそういうことが過去の大田市の行政の中で過疎脱却、過疎脱却と言っているけれども、少しも見えてこない。それで高齢化は進み、子どもはいない。たまたま政府が景気対策でこういうことやれば、まあ、大田市の保育園もいろいろ傷んでいるところもいっぱいあるし、まあ、民間の援助は、市の助成としてもあまりないから、この際。そんな不純な発想ではないと思うが、結果としてはそうなるんです、これね。予算見てると。  私が言いたいのはね、行政として本当にこの3,800万円を使って、子どもたちが増えていくことに使うという視点で、せっかくの政府が交付するというお金だから、そういう使い方をしようということを考えて、申請されたのか。  それともまた、今いうように、まあ、悪いところもいっぱいあることだし、特に民間大変だから、この際、良くしていこうという発想なのか、どっちなのか、これ一つ聞かせてほしいと思う。
     その上に立って、じゃあ、こんな施設をして、少子化対策という本来の目的が達成されると、あなた方は本気で考えられておられるのかどうなのか。この2点、お聞かせください。 ○議長(月森喜一郎君)  蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  荊尾議員、ご指摘のことでございます。少子化、それに対する対応をどうしていくかということ、これは市長も言われましたように、やはり若い者が定住をして、結婚をして、元気な子どもを産んでくれること、これがひいては少子化問題の解消にもなるわけでございますし、地域における人口構造の矛盾を解消する大きな手だてになろうかと考えておるところでございます。  このことは、議員もご指摘になりましたように、今議会を通しまして、基本的な今後の政策課題といたしましてご提案もいただいたところでございまして、慎重にかつ検討いたすべき課題であろうと認識しておるところでございます。  とはいいましても、今回、いわゆる緊急の対策として打ち出されました国の交付金につきましては、その使いようについて一定の制限があるのも事実でございます。したがいまして、私どもといたしましては、議員が基本的にご指摘のありました、将来を見通しての、それこそ基本的な対策をまずは念頭に置きつつも、限られた日数の中で、この交付金をどういうふうに、現段階で喜ばれる立場で、一つのシナリオをつくりながら申請していくかという立場も併せ持っておるところでございます。  したがいまして、今回のご提案申し上げております予算に、これの交付金の予算につきましては、一定の会合も庁内で重ねております。その段階、段階で、各部署で、地域の皆さん方から、あるいはその各施設の皆さん方からかねて要望があっておりますもので、なかなか対応できなかったものを、この際、この交付金で対応させてもらおうというのがまず1点でございます。  なお、事務費につきましては、議員もご承知でございますけれども、現在、作成をいたしておりますエンゼルプラン、これを皆さん方に周知なり、はかっていく経費ということで、一定程度見込んでおるところでございます。  したがいまして、今回の特例交付金の、いわゆる国の制度として出てまいりました特例交付金の使い道といいますか、予算でお願しておりますそういう使途が、基本的な解決には、私はなかなかなっていかないというふうには理解は十分いたしております。でありますけれども、先ほど来申し上げたような経過の中で、今回予算をお願い申し上げておるところでございます。  なお、冒頭申し上げましたような、基本的な市がやっていくべき課題につきましては、今後十分に庁内で検討いたしながら、期待をいただきますような施策といたしまして、取り組みをしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(月森喜一郎君)  荊尾 衛君。 ○21番(荊尾 衛君)  わかりました。  そういう少子化という大きな課題に、今回の措置で効果が出るということは、まあ、ないだろうということをおっしゃったので、安心しました。  安心はしたけれども、ようく考えておいてほしいんですよ。少子化対策臨時特例事業なんですね、これ。言葉があんまり立派過ぎるわ。だから、例えば、政府に交付金を申請する場合だって、いろいろ皆さん方の意見を聞く。聞くけれども、行政として、本当にこの金をどういうぐあいに使ったら効果的かなというポリシーが見えないんです、私に言わせれば。  保育園の方に聞けば、今、保育園全体考えてみたり、幼稚園考えてみれば、毎年毎年議論になるように、施設整備の関係については遊具等々含めて要求がたくさんあること、私も知ってます。  だから、それを整備するのは、日常、行政の責務としてやらなければならないことでもあるわけで、たまたまこういうのが出てくれば、それに当てはめて使うというやり方もあるけれども、私は逆転発想をすべき考え方もあったのではないか。  例えば、ソフト事業に重点的にこれを使うということを、大田市の場合は、特に子どもが保育園の充足率を完全に満たしてるわけですから、待機者いないような状態でもあるわけだから。とするならば、ソフトにこれを使うということを大田市としてはやりたいが、いかがかなというぐらいなね、そういう考え方をやっぱり行政が持ちつつ、じゃあ、それのニーズに応えるために、施設の関係者はどう思っておるだろう、父母の皆さん方はどう考えているだろう。そこまで下ろしたね、検討の仕方を、私はすべきだと思う。  でないと、これちょっと言い方おかしいかもしれませんが、結局は施設整備するための、まあ、景気対策としての業者がもうかるだけの話。大田市の悩みである少子化に、結果としては資さないということにもなりかねない。だから、景気対策とは、やっぱり業者がよくなれば、それで景気がよくなるという発想でしかない。これは特例金だということになるんです、結論的にいうとね。  そうした点で、これはこれにつけて、これから先、いろんなことが政府の制度やら、そういう中には出てくると思いますが、よく吟味されて、行政としてこういう使い方がしたいんだけれども、どうだろうかというようなそういう意見もしっかり言って、もらえるものは何でももろうてきて、向こうが、たがをはめた枠の中で仕事すればいいという、こんな主体性のないやり方というのは、私は予算のつけ方、つくり方としてもあまり正しくないんじゃないかなという、正しくないという言い方はおかしいけれども、あまり好ましいことではないんじゃないかなという気がするんですよ。  そうしたことを含めて意見申し上げましたが、何かお考えがあれば聞かせていただいて、私の言ったことも、また参考にして、これから取り組んでいただきたいなという気がするんです。以上です。 ○議長(月森喜一郎君)  蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  私も言葉では地方分権だ、なんだかんだ申し上げておりますけども、まさに、政策として、どう貴重な税全般を政策として生かしていくという立場での貴重なご提言だったと思っております。  申し上げましたように、来年の4月から地方分権というものもいよいよ来るところでございまして、その前にしましての、私どもへの貴重なご提言だというふうに受けとめさせていただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。  16番、宅和紀行君。 ○16番(宅和紀行君)  先ほど畜産の今の糞尿のナンバー20ですね、質問が出ておりましたが、これは畜産農家だけを対象なのか。それとも利用する農家もあるわけですね。それもこの対象に入っているのかどうなのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  お尋ねの件でございますが、これにつきましては、先ほどもちょっと申し上げましたが、堆肥を作るだけではなくて、その堆肥をどう有効に利用していくかということでございますので、当然、耕種農家の方とも一緒にリサイクルのシステムを構築していくということでございますので、当然耕種農家も含めての計画書をつくるということでございます。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。  1番、清水 勝君。 ○1番(清水 勝君)   2、3点お尋ねしてみたいと思います。  一つには、ナンバー2番の笠岡市との友好都市の交流促進事業ですけれども、田平さんという方から寄附がなされております。当然、これは交流促進事業ということでの寄附になっておりまして、笠岡市とどういう方が、どういう交流をなさるのか、具体的な内容があると思いますので、お聞かせをいただきたいと思います。それが1点と。  それから、2点目といたしまして、26番の商工費でございます。観光費の中で三瓶温泉泉源施設改修事業、2,250万円。これは老朽化による中で浄化能力が低下してきておるということで、ろ過システムを更新するものということで一般財源として2,250万円計上されております。全体的には、どの程度の事業費、あるいはろ過システムの更新ということでございますけれども、具体的にもう少し詳細な説明を求めたいと思います。  それから3点目ですが、ナンバー34ですけど、中学校費の中で校舎等の施設営繕工事250万円、これ一般財源で計上されております。この中で、二中の暖房ボイラーの補修150万円と上がっております。私、ちょっと時期的に考えてみましても、当然、これは冬季、冬寒い時期にお使いになる状況の設備ではないかと思いまして、そういう点からとらまえますと、今日の補正の中に出てきてるわけでございますけれども、この内容についても、もう少し経過なり、具体的な内容を少しお聞かせいただきたいと思います。  わずか3点でございますが、お願いいたします。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  三瓶温泉の泉源施設の改修事業でございます。  これにつきましては、現在の施設、ご承知かとも思いますが、保養施設管理公社に管理をお願いをいたしておりまして、この施設は昭和39年に設置をなされたものでございまして、既に、老朽化して、耐用年数を越えておるというような状況でございまして、したがいまして、ろ過機能も非常に低下をしておるというふうな状況で、末端の旅館にございますボイラー、あるいはろ過装置もございますが、そこら辺へ非常に大きな負荷をかけておるというふうなこともございまして、今回、これの更新をお願いするものでございます。  内容といたしましては、現在のろ過装置を稼働しながら、給湯が停止することのないような形で新しいろ過プラントを現在のところに設置をしようということでございます。  内容といたしましては、ろ過プラントの更新分が新しいものが1,900万円、それから現在のものの取り壊しといいますか、これの関係でございますが、これが350万円ということで、合わせて2,250万円をお願いをするものでございます。  今回、更新をいたしますと、現在管理人さんがおられますが、その辺のところも無人化になるというふうなことで、非常に保守管理が容易となるというふうなこと、あるいは経費的にもランニングコストが安く上がるというふうなことで、今回、お願いをしておるものでございます。 ○議長(月森喜一郎君)   蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  補正ナンバー2番目の笠岡市との交流促進に関してでございます。  ちょっと、私、要領を得ない答弁になろうかと思いますけれども、ちょっと質問の要旨があれですが。田平さんからご寄附いただきましたものを、当初予算で20万円予算措置を願っておるわけでございますね。そういう笠岡さんとの友好交流促進に役立ててほしいということで、そういう指定といいますかね、そういう目的で10万円ご寄附いただきましたので、当初20万円の上に、今回補正で10万円を補正措置いただきまして、総額を30万円にするという中身でございますね。  ですから、この10万円によっって何かをするということじゃございませんで、当初予算が20万円が10万円増になって30万円に結果として、議決いただければなるというものでございます。  事業の内容でございますけれども、要綱を設けておりまして、それぞれの市民の皆さん方、グループ、あるいは各種団体の皆さんが大田市の各種、そういう皆さんが岡山のその種の皆さんと交流される場合、一応、市の方で要綱を設けておりまして、過去から2分の1、最高2分の1の範囲内で、予算の範囲内で助成を申し上げるということでございまして、これは過去から自主的に交流を願っておるところでございます。という答弁でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  大久保教育長。 ○教育長大久保昭夫君)  二中のボイラーの補修についてお答えいたします。  このボイラーにつきましては、実際に使いますのが11月から4月まで運転をするわけでございますので、それまでに修理する必要があるわけでございます。  この内容等についてでございますけれども、昭和51年度設置のボイラーにつきまして、蒸気を発生させる鉄製の釜、これは8個のセクションで構成しておりますが、この一部に亀裂が生じて漏水している状況でございます。漏水による圧力不足、釜の破裂の危険性など、運転に支障があるために亀裂の生じておりますバックセクションの取り替え並びに老朽化している水面計、ブローコック等の取り替え、そういう形の関係のボイラーの補修という内容でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  清水 勝君。 ○1番(清水 勝君)  私もちょっと総務部長の友好都市笠岡市との交流関係ですが、補正予算で10万円だけ計上されておるわけでございまして、当然、当初予算が計上されている中で、笠岡市との交流事業でどうでも必要だという方向も含めて寄附をなさったものか、ある一般的な寄附とすれば、笠岡市の交流事業が不足的な様子もある中で、寄附をいただく中での予算計上なのかどうなのか。その点について少しわかりにくい面がありますものですから、再度お尋ねをするところでございます。  2点目の三瓶温泉の泉源の施設の改修事業でございますけれども、確かに、公社委託については、私も存じておるところでございます。随分、経過年数もたっておるという中で、ただ、私はこの泉源、お湯そのものを旅館街を含めて、主体性は旅館街に私はあると思いまして。2,250万といいますと、総事業費、改修費の全体的な面だということが、今わかったところでございますけれども、端的に考えてみまして、今回の補正予算の一般財源、これ最終ページに載っておりますように1億4,000万程度でございますか、このパーセンテージ的に見ますと、約15%程度でございますか、2,250万といいますと、一般財源の中で。  そういう状況を見た場合、住民の皆さんにありとあらゆる面で、総我慢を求めているという現状等を見た場合に、どうしてもこれだけの一般財源を使って、緊急やむを得ずやらざるを得ないのかどうなのか。あるいはこういう状況でございますから、受益者の幾分かの負担を求めるとか、そういう方策は取り込まれたのかどうなのか。そういう点についてお考えをもう少しお聞かせをいただきたいと思います。  学校の関係でございますけれども、二中のボイラーについて、耐用年数的な面からして老朽化しておるということで受けとめたわけでございますけれども、今、俗に言う、子どもたちのいろいろな乱暴な扱いによって、こういう状況が出てきたということではないということで解釈してよろしいですか。以上でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  交流促進事業でございます。  いわゆる寄附ご本人のご意向といたしまして、せっかく大田市と密接な、歴史的な経過もございまして、交流事業を要綱を設けてやっておるようだが、あるいはやっておりますけれども、その方に役立ててほしいと、もっとこのお金を使っていただきたいという立場でのご寄附をいただきましたので、そのご趣旨に基づきまして、今議会に補正予算としてご提案申し上げておるものでございます。以上でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  泉源のろ過施設でございますが、これにつきましては、受益者と申しますと、旅館のことではないかと思うんですが、ここからはこの湯の使用量に応じまして分湯料を徴収しておるということでございまして、その中でこの施設を運営しとるという形になってございますので、現在、利用者から負担金を徴収するということは考えておりません。 ○議長(月森喜一郎君)  大久保教育長。 ○教育長大久保昭夫君)  ボイラーの補修につきましては、ただいま議員のおっしゃいましたとおり、ボイラーの老朽化、耐用年数の問題等々から、今度補修するものでございまして、生徒云々ということは一切ございません。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。  18番、下迫紀弘君。 ○18番(下迫紀弘君)  一つだけお尋ねをしてみたいと思います。  この補正予算の説明書の1ページの4番でございます。総務管理費の企画費といたしまして地方分権法制にかかわる例規策定整備事業ということで187万5,000円計上になっております。  私がどうかなというふうに思っておりますことは、このような事業を行うに当たって、なぜ、補正を必要とするかということがまずあります。常識的に考えますと、このような業務といいますか、職務は日常的に職員がいらっしゃるわけでありますから、その職員に人件費というものがあるわけでして、その職務の中でこなせることではないかという気もいたします。その辺はどうなっておるのか、なぜ、補正が必要なのかということですね。  それと、もう一つはこの整備を、条例規則の整備を行うということでありますが、かなり新しい新設条例というふうなことも、恐らく念頭に置いての作業になろうかと思うわけでありますが、その辺についてはどのように認識をしておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(月森喜一郎君)  蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  確かに、下迫議員ご指摘のとおり、業務については職員がおるではないかと、この段階でなぜ、補正予算かというご質問でございます。  基本的に、私どもそのことを基本に企画調整課を窓口に当たってきたところでございますが、一般質問でもご答弁申し上げたところでございますが、何せ来年の4月からという、国の法律も通りましたのは、これ7月でございます。限られた期間の中で、万遺漏のないような対応をしていく必要があるという時には、まさに膨大な条例、あるいは規則、あるいは業務の洗い出し等々あるわけでございまして、そのことを来年度の予算措置、あるいは組織体制まで反映させるためには、11月、12月段階では、やはり整理をしながら、議会にご提案をしていかなければいけないというスケジュールも、片方ではあるわけでございます。市民の皆さん方のご納得もいただく期間的な猶予も必要であろうと考えております。
     そうした意味で、私どもいろいろ県の説明会等もそういう構えで出かけて、説明会等に当たってきたところでございますけれども、何といたしましても遺漏のないようにするためには、例規集3冊ばかりあるわけでございまして、この辺も全部当たっていかなければいけんという一つの実態もございます。  その辺をいろいろ考えてみます時に、一括法の検討資料、あるいは例規集の洗い出し、あるいは既存条例の作成、改正も含めまして作成等々、いろいろ外部の力も借りながらやっていく方が、より準備体制といたしましてはやっていく必要があろうということで、今回、概算ではございますけれども、予算をお願いしておるところでございます。  なお、極めて難しゅうございますけれども、法改正の伴います条例、規則案についてどの程度見通しを立てておるかということでございますけれども、80本から100本ぐらいにはなろうかというふうに、極めて漠ではありますけれども、とらまえておるところでございます。  議員ご指摘のように正規職員等でどうだろうかということでございます。基本的には、そのことを踏まえて検討したところでございますけれども、万やむを得なく今回、補正予算としてお願いを申し上げておるところでございます。以上でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  18番、下迫紀弘君。 ○18番(下迫紀弘君)  大体わかりましたが、私はもう一つお尋ねしてみたいと思いますことは、先ほどご答弁の中で外部の力も、外部という言い方されてたのがちょっと問題が残るかと思いますが。少なくとも職員だけの取り組みではないというように、私は解釈したわけでありますが。そうなりますと、この予算というのはほとんどコンサルタントの方に渡る金だというふうに理解をしてもいいわけですか。 ○議長(月森喜一郎君)  蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  ちょっと説明が、私の方あれでございましたけれども。まずは内部で、現況洗い出し等が出てくるわけでございます。それをどう条例なり、規則の方に反映させていくかという段階での相談といいますか、委託料を見込んでおるところでございまして、今想定いたしておりますものは、市の条例を委託しております「ぎょうせい」でございます。ここへコンサル料として支払い見込みのものを187万5,000円を、今回、補正予算としてお願いをしておるものでございます。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案についての質疑を終結いたします。  続いて、議案第171号、平成11年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第172号、平成11年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第173号、大田市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例制定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。  23番、三登文郎君。 ○23番(三登文郎君)  集落排水は農業関係ですから、経済部かと思ったら、条例の方は総務委員会ですから、この際、若干質問しておきたいと思うんです。  まず、第5条ですけれども、生活環境及び排水施設に有害となる排水は、排水施設に排水してはならないというふうになっておりますが、これはどのようにして検証されるのか、検証の仕組みはどのような形でやられるのかというのは、これでは、条例はいいんですよ、中身としてわかりませんので、執行上の問題としてお聞かせを願いたいわけであります。  それから、これには罰則もついております。次に、罰則のついております、いわゆる業者の問題、いわゆる修繕の計画、これいいわけですけれども。その計画に基づいてやるのに、規則で定める基準に基づいてというのは、これについては罰則が適用されてないわけです。計画を出さない場合には、罰則が適用されるけれども、業者が違ったのを仮にやったとしても、それ自体は罰則が適用されないというような仕組みになってます。この辺のところの考え方はどうなのかということと。  それから第9条で、市長が指定したものに行わせなければならないというふうになってます、いわゆる工事は。この業者の資格、これをどのように考えておられるのか。  現に、水道の場合なんかは、非常に厳しいというよりも、厳しい認定があったかどうかは知りませんが、業者独占に基づくいろいろな問題があるんです。これは耳に入っていると思いますけれども。また、同じようなことが、ここでも起こったら、私は大変ではないかと。  したがって、この辺のところの業者指定の資格等について、どのように考えておられるのか。  そして、次の10条は、これは市長に届けるのは、これは当たり前の話ですからあれですが。排水施設の使用料について、条例の定めるところによると。使用料の根拠はどのような形で出されるのか。これ公共下水の場合は、水道料とリンクしてやられておりますけれども、集落排水の場合は、どのような根拠に基づいて使用料が決められるのかというのが、ちょっとわかりませんので、この点もお聞かせを願いたいわけであります。  次に、12条、公共的団体の委託することができるという委託条項があります。公共的団体というのは、どのような形になるのか。地元に管理組織をつくらせて、それに適当といっては悪いんですが、まあ、ええぐあいにやれということなのか。とも思うんですが、やはり将来、管理する場合に、これだけで終わるわけには、一つしか大田市にないなら、それでもいいと思いますが、将来的に、あっちこっちできる、公共下水も考えなきゃいけない、そして特別委員会の中間報告でも申しましたように、合併浄化槽の個人の分はいいんですけれども、一定の大きさの集団施設等について、やはりきちっとした水質管理も含めて、市が管理をしておかないと、いろいろ私は問題が出るのじゃないかというふうに思うんです。とかく、委託になりますと、そのの範囲内でということになりますので、この辺のところについて、若干心配をしておりますので、考え方をお聞かせ願いたいわけであります。以上です。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  たくさんご質問をいただきまして、ちょっと整理に困っておりますが。  まず、第5条のところだったと思いますが、排水施設に有害となる排水、これをどう見分けるかというふうなお話だったと思います。  これにつきましては、その辺の手法のところは、現在、私の方は承知いたしておりませんけれども、最終的に処理場の方へ流れてまいりましたその処理水を、これを処理してまいります時に、当然、排水する水質の定期的な検査等もあるわけでございまして、その中でこの辺に該当するものがあれば、その段階で調査を進めるなどして調査をしなければ、通常の中では、どこのだれが流したということについては、これはわからないものであろうかというふうなことでございまして、当然、こういうような条例を制定する場合には、このような排水の制限をするような条例は必要であろうというふうに思っております。  それから、第9条の関係、指定業者の関係であろうかと思いますが、これにつきましては、別に、大田市農業集落排水設備指定工事店規則、これによりまして業者を指定をしたいというふうに思っておりまして、内容は県内業者を今、想定しておるところでございます。  この詳細につきましては、当然、申請をしていただきますが、その中でいろいろな関係の資格でございますとか、書類を添付していただきまして、それ十分審査する中で指定していくことになるということになってございます。その辺は詳細につきましては、また別の機会にでも申し上げたいと思いますが、非常に細かな規定になってございます。  それから、使用料の関係でございますが、使用料につきましては、追ってまた条例を議会に制定でお願いをしたいというふうに思っておりますが、これにつきましては、現在、定額方式、あるいは重量、使った量によって使用料を決めるのと二通り方法がございます。ただ、量的なものでまいりますと基本的には水道の使用料に準じたような形、水道使用料でもって、この集落排水施設の使用料を算定していくことになろうかと思いますが、まだ、この地区には自家水の方もかなりございますので、この辺のところの算定が、非常に重量ということになると難しゅうございます。それから、それを検針して歩く者もなかなか難しゅうございます。  したがいまして、今のところ、私の方では定額制、例えば世帯割いくら、人員割いくらというふうな形でやるべきではなかろうかというふうに思っておるところでございます。  それから、これの委託を行います公共的団体と申しますか、そこら辺のところでございますが、これにつきましては、今の施設の方で特別な管理が任せられるところがあるかといいますと、それはございませんので、基本的に、これはもともとございます事業の推進協議会、これを管理組合的なものといたしまして、例えば、処理場周辺の美化清掃でございますとか、緊急時の通報、簡単な維持管理等の業務をお願いをしたいということで、基本的な維持管理は直営になるのではないかというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(月森喜一郎君)  三登文郎君。 ○23番(三登文郎君)  まあ、急に質問したものだから、私も急に気がついてあれして、大変答弁の方が大変だったと思うんですが。  考え方として、委託というのは、基本的に、部分的にはあるけれども、基本的には市でやるということなら、私はそのような方向できちっとした、将来を展望して、これだけで済むならいいんですけれども、将来できたときに、例えば、全部やろうと思ったら、既に、それは委託してあって、この分は、なかなかもとに戻すのは難しいとか、あれがあるとか、これがあるとかという問題が残らんように、将来を展望してきちっとした方向だけは決めておいていただきたい。私はできるだけ委託はやめて、市の方で管理をされるのが、私はいいのではないかというふうな意見は持っております。  指定業者の問題については、まだ、どうも十分わからないようですから、これはいいんですが、やはり、とかくこれもこれだけで済むなら、言ってみれば、あそこだけの1集落ですから、そう全市的な問題にはならないわけですけれども。あとあと出る問題がみなこれに順次てきますから、その辺のところで慎重に、いわゆる独占利潤が入るような形にならないようなことだけはきちんとやっておいてもらわなきゃいけない。ただし、地元業者優先の原則だけは、できるだけこれも守っていただきたい。矛盾したようなことを言うようですけれども、やはりその辺のところは一番初めてにできる施設ですので、そういう点では慎重にひとつお願いをしたいわけであります。  それから使用料の根拠は、これなかなか本当難しい問題で、水道しか使ってないところだとね、都市下水なんかでも簡単なんですね。水道量の使用料の、例えば同額だとか、半分とか、あるいは倍額だとかって決めれば、パタッと決まるわけですから。雨水は入らないわけですから。  ところが、自家給水があると、これまた大変難しい問題が出てくるし、といって排水口にメーターをつけるわけにはこれいかんだろうと思うんですね、排水は。あまり入らないかも知れませんが、部分的にはごみも入るわけですから、やっぱりメーターというわけにはいかんだろうと。非常に難しい問題がここにあるなというふうな思いがしましたので質問したんですが。とりあえずのところは定額と。将来、条件によっては、重量制というようなことも考えると。あるいは最初から、水道のあるところは重量制、ないところは重量制の平均をとったところの定額制とかいうようなことも柔軟に考えられるべきではないかというふうに思っておりますので、答弁があればいいですが、なければ結構です。意見ですから。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  お尋ねの中の業者指定の関係でございますが、現在、今後、この条例をご承認いただいた後になろうかと思いますが、この上に基づきます集落排水施設の設備指定工事店規則というものを定めまして、この中で、例えば、責任技術者が置いてあるかとか、あるいは必要な機材があるかとか、営業所については島根県内ということを一応、にらんでおりますし、それからいろいろな技術資格の問題もございますので、そこの辺がクリアできたものにつきましては、申請書を見ながら、これの指定をしていくという形になろうかと思っております。  それから、使用料の関係につきましては、先ほど申し上げましたとおりでございます。現在のところ、これが初めてのケースでございますので、一応、定額制といいますか、そのものを採用していきたいというふうに思っております。  重量制については、なかなか先ほど来、申し上げたようなことで難しゅうございます。将来的に、公共下水とかいろいろな部分が出てまいりました場合には、変更のケースもあり得るかもわかりませんし、ここら辺の形態が水使用の形態が変わってきた場合には、またその辺も考えていかなきゃならんと思いますが、現在のところ、定額制の方向で検討をしとるということでございます。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。  18番、下迫紀弘君。 ○18番(下迫紀弘君)  先ほどお尋ねでありましたことにも関係をするかもしれませんが、一つだけお尋ねをしてみたいと思います。  この条例は新設条例ということでありますし、それ以上に、従来から問題にもなっておることも、私は含まれてくるという気もいたしましてお尋ねをするわけです。  恐らく、この条例は、経済部所管の事業について条例を制定しようとするものであるということはわかりますが、例えば、大田市ではもちろんはじめてでありますけれども、いわゆる下排水を管理するというふうなことは、常識的に言えば、いわゆる水道事業局を少し拡充させて、上下合わせて管理をしていくというふうな姿が常識的には想定されるわけでありますが、大田市の場合ははじめてということもありますし、恐らくこの条例に定められたことについて所管をしていくというのは、恐らく経済部になるんだろうと思うんですね。  現在でも、例えば水道にまつわる話として、農業用の水道、そういうことを建前とした水道もあるわけだし、それから水道といいましても、いわゆる一般的に使われる水道、市民が使っている水道とは違って、少し規模を小さくした水道といったものもあるわけですね。簡易水道だとか、それ以下の水道というようなものもあるわけでして、この管理について非常に今まで課題になっておりまして、どうも一本化ができないというふうなこともあったわけでありまして。それに併せて、今回、この下水をいろいろな分野で所管をしていくというふうな形になるわけでありまして、今までいろんなことで管理が一本化されなかったそのことを参考にして、この条例をこれから運用していくわけでありますが、その辺、どのような考え方を念頭に置いておられるのかですね、ただ、条例ほど制定すればそれでいいということにはならない、いろいろ問題をこれからはらんでいるという気もいたしておりますが、私がお尋ねしたいことが伝わっているかどうかわかりませんが、その辺について今後の考え方、今後運用していく上での課題をどのように承知をし、管理をしていこうとしておられるのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(月森喜一郎君)  松岡経済部長。 ○経済部長松岡修治君)  この農業集落排水の施設を将来的にどこが管理をしていくのかというお尋ねであろうかと思います。  議員いろいろ水道を例に挙げてお話しましたように、非常の窓口があちらこちらに、まあ、今のところはこれ一つでございますが、将来的に、公共下水の問題とか、漁業集落とかいろいろあるわけでございますし、その辺のところが将来的にたくさん整備されていった場合には、やはり経済部としても、どこかに一本化をして、市民の皆さんにわかりやすいような機構でもって対応していくのがあり方ではないかというふうに思っておりますし、既に、行財政改革の特別委員長報告の中でも、やはり同じように同じような、例えば道路なら道路はどこか一まとめにできないかというふうなお話もございましたので、今後、その辺のところを全庁的に協議していく必要があるんじゃないかというふうには思っております。 ○議長(月森喜一郎君)  18番、下迫紀弘君。 ○18番(下迫紀弘君)  どうもいろいろなことについて、私がお尋ねしたことについて、もう既に、考え方としては整理をされておるようなご答弁に受けとめたわけですが。  もう一つ、この用排水の処理について、現在、所管しております、これは保健所が所管のことかもしれませんが、市レベルでいいますと、いわゆる合併処理浄化槽、あるいは単独処理浄化槽というようなものがありますけれども、これの管理について、管理といいますか所管は、いわゆる民生部、環境衛生ということになるわけでありまして、その辺を考えますと、今管理が分散されているなというふうな感じもあるわけでありまして、確かに、この集落排水を処理する機構というのは、このたび、はじめて大田市ではできるわけでありますけれども。先ほどいいますようなことも併せて考えますと、既にもう問題は抱えている、課題を抱えてるという認識に立たれた方が私はいいのじゃないかと。これから先、どんどんということにもならないだろうし、ぼちぼちという形に、この集落排水処理ということしか出てこないということも考えますと、もうこの段階から、先ほどいうような指摘をしましたようなことについては念頭に置いて、これから行政運営をしていかれた方がいいのじゃないかという気がいたします。  その辺について、もしお考えがあれば、市長でないと答弁ができないかもしれませんが、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(月森喜一郎君)  熊谷市長。 ○市長(熊谷國彦君)  この新設条例をつくりましたのは、やはり今度、波根地区で農業集落排水施設ができ上がったと。それが間もなく、これが稼働してくるということに伴って、こういう条例もつくったわけでございますが、先ほど来、いろいろと今後の管理、何をどこで扱うかというようなことを含めまして、今後もう少し庁内において検討をしていかなければならないと、このように思っております。  仰せのように、今、大田市におきましては上水道、それから簡易水道、それからまた飲雑用水とかいろいろな水道関係の仕事もあるわけでございまして、そういったものをひとつ整理するとしたら、どのような整理の仕方をやっていかなければならないか、またやった方が良いかというようなことを検討をしようと思いますが。とりあえず、間もなく始まる波根の集落排水につきまして必要でございますので、この条例をご提案を申し上げたということでございます。 ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で、本案についての質疑を終結いたします。  ここで10分間休憩いたします。     午前10時34分 休憩     午前10時48分 再開 ○議長(月森喜一郎君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。  続いて、議案第174号、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第175号、大田市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。  5番、福田佳代子さん。 ○5番(福田佳代子君)  これの改正理由とか、内容について読んでいるんですが、ちょっとわかりにくいんで教えていただきたいんですけど。  この地方税法の特例の廃止に伴いということになりますと、そうすると2年以内の短期の土地所有を売るとかどうとかした時の、例えば所得が国民健康保険料の資産割とか所得割とかに影響するだろうと思うんですが、このことによって、国民健康保険料が低く、この関係者の方ですね、土地の譲渡をした場合の、これまでされた人たちが国民健康保険料が低くなるのかどうなのかっていうことについて、教えていただきたいと思います。 ○議長(月森喜一郎君)  蓮花総務部長。 ○総務部長蓮花正晴君)  理屈といたしましては、おっしゃるとおりでございます。通常の短期譲渡所得、税率が9%、それから超短期が12%、従来あったものでございまして、分離課税でございますが、これらをもとに所得割の保険料算定の基礎としたものでございますから、理屈どおりに言いますと、福田佳代子議員ご指摘のとおりでございます。  ただ、これご参考までにですが、大田市の実情を申し上げますと、10年度も、11年度もこの対象に、11年度廃止されるわけでございますが、11年度も超短期譲渡の方はいらっしゃいません。以上でございます。
    ○議長(月森喜一郎君)  ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で、本案についての質疑を終結いたします。  続いて、議案第176号、大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第177号、辺地に係る公共的施設総合整備計画の策定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。  続いて、議案第178号、損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。 ◎日程第2 委員会付託 ○議長(月森喜一郎君)  日程第2、これより委員会付託を行います。  ただいま議題となっております議案第167号から議案第178号までの12件は、お手元に配布いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎君)  ご異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております議案12件は、議案付託表のとおり所管の委員会に付託いたします。 ◎日程第3 休会について ○議長(月森喜一郎君)  日程第3、休会についてお諮りいたします。  明11日から21日までの11日間は、議事の都合により休会いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(月森喜一郎君)  ご異議なしと認めます。  よって、明11日から21日までの11日間は、議事の都合により休会することにいたします。  なお、13日は総務委員会並びに経済委員会を、14日は建設委員会並びに厚生委員会を、16日、17日及び20日は決算審査特別委員会を予定しておりますので、それぞれ付託案件の審査をお願いいたします。  以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。     午前10時54分 散会...